大切なペットが亡くなったとき、まずやるべき5つのこと

ペット 亡くなった

ペットが亡くなった瞬間、胸が締めつけられるような悲しみと、何をすればよいのか分からない不安に包まれる方は多くいらっしゃいます。
しかし、その直後の対応によって、愛する家族の旅立ちをより穏やかに見送ることができます。

この記事では、出雲・境港エリアでペット葬儀・火葬を行う「アニマルハート」が、「大切なペットが亡くなったとき、まずやるべき5つのこと」をわかりやすく解説します。

慌てず、後悔しないお見送りのために。
今、心を落ち着けて、ひとつずつ確認していきましょう。

ペットが亡くなったことを確認し、静かに安置の準備を

大切な家族が息を引き取ったとき、まずは深呼吸をして落ち着きましょう。
動物は最期の瞬間に浅い呼吸を繰り返すこともあるため、すぐに亡くなったと判断せず、胸の動きや心拍、瞳の反応を静かに確認します。

確かに旅立たれたことを確認したら、次は安置の準備です。
体をやさしくタオルで包み、直射日光の当たらない涼しい場所に寝かせます。
夏場など気温が高いときは、ドライアイスや保冷剤を使い、体を冷やしてあげましょう。

できればお気に入りの毛布やベッドに寝かせてあげると、ペットも安心します。
悲しみの中でも「ありがとう」と声をかけながら、穏やかな気持ちで見守ってください。

体を清め、やさしく整える

ペットの体を安置したら、次にしてあげたいのが「清め」と「整え」です。これは、火葬までの時間を少しでも穏やかに保つための大切なステップです。

まず、濡らした柔らかいタオルで体全体をやさしく拭き、汚れを落とします。口や目が開いている場合は、そっと閉じてあげましょう。毛並みを整え、首輪やリボンなど、普段身につけていたものを添えると安心感が生まれます。

気温が高い季節は、体の下に保冷剤やドライアイスを敷くことで状態を保てます。
冷やす場所は「お腹」「首元」「背中」が効果的です。ただし、直接肌に当てず、薄いタオルで包むようにしましょう。

最後に、タオルや布団の上に寝かせ、「ありがとう」と声をかけてください。
それは“見送る準備”であると同時に、“これまでの感謝”を伝える時間でもあります。

火葬・葬儀の準備を始める

火葬の準備

安置が整ったら、次に考えるのは火葬と葬儀の手配です。
悲しみの中で業者を探すのは大変ですが、いくつかのポイントを押さえておくと安心です。

まず確認したいのは、

  • 個別火葬か合同火葬か
  • 立会いができるか
  • 読経などの供養を行ってもらえるか
    の3点です。

アニマルハートでは、住職による読経付きの完全個別火葬を行っています。
他の子と一緒に火葬することはなく、すべてのご家族に寄り添った形でお見送りを行います。

また、出雲・境港エリアでは、専用の移動火葬車での訪問にも対応しています。ご自宅や思い出の場所で葬儀を行えるため、「最後は一緒に過ごした家で送りたい」という方にも選ばれています。

火葬までの日数は、季節にもよりますが1〜3日以内が理想です。葬儀の希望日時を決め、業者に連絡を入れて予約をしておきましょう。
電話やメールでの問い合わせにも対応している業者なら、心の余裕を持って相談できます。

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思い出を残す・写真や品を整える

ペットの思い出

火葬や葬儀の準備が整ったら、次にしておきたいのが思い出を形に残すことです。ペットとの日々は写真やお気に入りのおもちゃ、首輪、毛の一部など、何気ないものすべてが宝物です。

まずは、ペットが安らかに眠る姿を静かに写真に残すのもひとつの方法です。後から見返したとき、悲しみよりも「ありがとう」という気持ちが少しずつ増えていくでしょう。

また、火葬の際に一緒にお供えできる品を準備しておくのもおすすめです。

  • 生前に好きだったおやつ
  • 小さなおもちゃ
  • 花(ユリなど香りの強いものは避けましょう)

といった、ペットの個性を感じられるものを選びましょう。

近年では、遺骨や毛を納めるメモリアルグッズも人気です。ペンダントやキーホルダー、フォトフレーム付きの骨壺など、ご自宅に置いて毎日語りかけられる形を選ぶ方も増えています。

「思い出を残す」という行為は、ペットロスを少しずつ癒やしていく第一歩でもあります。
焦らず、ゆっくり、自分らしい形で“ありがとう”を伝えてください。

気持ちを整え、家族で「ありがとう」を伝える

ペットとの別れは、人生の中でもっともつらい経験のひとつです。

「もっとこうしてあげたかった」と自分を責めてしまう方も少なくありません。しかし、あなたがペットを想い、最期まで寄り添ったその時間こそが、何よりの愛情です。

葬儀が終わったあとも、気持ちの整理には時間がかかります。そんなときは、家族で思い出を語り合うことが何よりの心のケアになります。写真を見ながら笑ったり泣いたりすることが、少しずつ心を癒してくれます。

また、四十九日法要や一周忌法要を行うことで、「もう一度ありがとうを伝える」大切な節目を持つことができます。アニマルハートでは、住職による読経付きの法要や納骨も承っており、大切な家族を心穏やかに供養できる場をご用意しています。

ペットとの思い出は、消えることはありません。
あなたの心の中で、これからもずっと生き続けます。

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まとめ

大切なペットを見送る瞬間は、誰にとっても突然で、心の準備ができていないものです。しかし、正しい手順で安置し、丁寧に整え、感謝の気持ちをもって送り出すことで、悲しみの中にも「やりきれた」という安堵が生まれます。

この記事で紹介した

  1. 亡くなったことの確認と安置
  2. 体を清めて整える
  3. 火葬・葬儀の準備
  4. 思い出を残す
  5. 気持ちを整える

の5つを心に留めておけば、どんなに悲しいときも落ち着いて行動できます。

アニマルハート出雲・境港会館では、住職による読経と完全個別火葬、そして移動火葬車での訪問供養を通して、ご家族が後悔のないお見送りができるようお手伝いしています。

ペットとの時間を思い出しながら、「ありがとう」の言葉とともに、心穏やかな旅立ちを迎えられますように。

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